競馬に対するスタンス

パチンコを本格的に始めてから
競馬場から足が遠のいた

僕には人生を賭けるほど競馬にのめりこんだ時期があった
会社をやめ、毎週競馬場に通い、競馬ブックを買い
すべてのレース検証して週末に備える、そんな日々があった
だからなのかもしれない
競馬に関わる時間が減ったとき、僕は競馬を遠ざけた

以前は競馬新聞を読んで知らない馬はいなかった
名前を見ればその馬がどういうレースをしてきたか大体覚えていた
今は違う
今は知らない馬の方が圧倒的に多い
名前を見ても全くピンとこない

そんな状態で競馬に関わるのがたまらなく嫌だった
以前よりも劣っている自分が許せなかった
本気でやらないのなら競馬を辞めるべきだと考えていた

だから今日、自分の足が大井競馬場へ向いたことには驚いた
本当にこれっぽっちも行く気なんてなかったのだ
たまたま電車の中で今日レースがあることを知り
気がついたらバスに乗っていた

ここまで無計画に競馬場へ来たのはいつ以来だろうか？
考えてみても思い出せない
大井に一人で来たのは初めてなので何もわからない
（知り合いを探してみたが見つからなかった）

この馬は強いのか？
大井って外枠が不利だっけ？
先行有利だっけ？
この馬の持ち時計は速いのか遅いのか？等等

徹底的に研究して勝負レースに万単位のお金をつぎ込むスタイルの自分が
１００円単位で頭を悩まして右往左往

以前の自分なら「無様」とせせら笑っていただろうその有様が
今の僕にはたまらなく楽しかった
どうしようもなくおかしかった
途方もなく愉快であった

これでもいいんだと思った、思えた

競馬に関われる時間が減ったからといって
自分が競馬を好きなことに変わりはない
故意に遠ざける必要なんてどこにもない
行きたいときに行って、楽しむだけ楽しめばいい

こんな簡単なことに今更気がつくなんて・・・
と少し赤面する思いである
あー恥ずかしい

ようし、さっそく年明けの金杯頑張りましょう！！！

＜パチンコ＞
結果だけ

12/27　－３５ｋ
12/28 ＋１２ｋ

年間収支　＋１５８７・５ｋ