それは牛乳を買いにセブンイレブンへ寄ったときのこと。
昼下がりという時間帯もあって店内は人もまばら。
体育会系のさわやか店員、OL、主婦、僕、そして
この季節にジャンパーを着て両手はポケットに入れサングラスをかけ口元をマスクで覆っている男。
一人どこからどう見てもコンビニ強盗にしか見えない人物が混ざっているが気にしすぎだろうと自分を納得させる。
牛乳を持ってレジに並ぶと目の前には男とOLが。
「セブンスター」
手ぶらでレジまで来た男が店員に告げる。
やはり皆、その存在を多少気にしていたのだろう。
あからさまにホッとした空気が店内に流れる。
しかしそれも束の間男の次の発言で店内は凍りつく。
「ところでさ、このお店何台ぐらい監視カメラがついてるの?」
ちょっ、いくらなんでもダイレクトすぎだろ!
思わず店内の客も総ツッコミ状態。
店員の兄ちゃんも困惑気味。
まずい、不味すぎる。
そもそも男の右手がいまだにポケットの中に入っているのが不味い。
もしも包丁やらナイフやらを持ち出されたら・・・
何か武器になるもの武器になるものはないのか。
手に持つ明治の「おいしい牛乳」の紙パックをじっと見つめる。
これで勝てるかなぁ。(A.無理です)
仕方がない。
ここはOLにがんばってもらおう!
と、僕がとりあえずすべてを丸投げしてシカトを決め込んでいるとそれまで固まっていた店員の兄ちゃんが
「少々お待ちください、ただいま数えてまいります(すっげぇでかい声で)」
と言ってレジから走って出ていくではありませんか。
犯人を刺激しておいてここでバックレですか(^^)
と思わず荒んだ目で見てるとあの店員、どうやらガチでカメラを数えてる様子。
そのあまりに空気を読んでいない行動に男はタバコ代を置いて速攻で逃走。
後には取り残された僕らがポツン。
店内を走り回ってぜえぜえ言いながら帰ってきた兄ちゃん。
僕らに満面の笑みで一言。
「お客様、カメラは7台ありましたーーー」
いや、そんなこと言われても。
昼下がりという時間帯もあって店内は人もまばら。
体育会系のさわやか店員、OL、主婦、僕、そして
この季節にジャンパーを着て両手はポケットに入れサングラスをかけ口元をマスクで覆っている男。
一人どこからどう見てもコンビニ強盗にしか見えない人物が混ざっているが気にしすぎだろうと自分を納得させる。
牛乳を持ってレジに並ぶと目の前には男とOLが。
「セブンスター」
手ぶらでレジまで来た男が店員に告げる。
やはり皆、その存在を多少気にしていたのだろう。
あからさまにホッとした空気が店内に流れる。
しかしそれも束の間男の次の発言で店内は凍りつく。
「ところでさ、このお店何台ぐらい監視カメラがついてるの?」
ちょっ、いくらなんでもダイレクトすぎだろ!
思わず店内の客も総ツッコミ状態。
店員の兄ちゃんも困惑気味。
まずい、不味すぎる。
そもそも男の右手がいまだにポケットの中に入っているのが不味い。
もしも包丁やらナイフやらを持ち出されたら・・・
何か武器になるもの武器になるものはないのか。
手に持つ明治の「おいしい牛乳」の紙パックをじっと見つめる。
これで勝てるかなぁ。(A.無理です)
仕方がない。
ここはOLにがんばってもらおう!
と、僕がとりあえずすべてを丸投げしてシカトを決め込んでいるとそれまで固まっていた店員の兄ちゃんが
「少々お待ちください、ただいま数えてまいります(すっげぇでかい声で)」
と言ってレジから走って出ていくではありませんか。
犯人を刺激しておいてここでバックレですか(^^)
と思わず荒んだ目で見てるとあの店員、どうやらガチでカメラを数えてる様子。
そのあまりに空気を読んでいない行動に男はタバコ代を置いて速攻で逃走。
後には取り残された僕らがポツン。
店内を走り回ってぜえぜえ言いながら帰ってきた兄ちゃん。
僕らに満面の笑みで一言。
「お客様、カメラは7台ありましたーーー」
いや、そんなこと言われても。
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