りんぐらせん

2005年8月4日
先輩A「DBA君、DBA君」

DBA 「なんすか?」

無線を入れてきたのは先行グループに配置されてるA先輩。

先輩A「その先にけっこう大きな蜂の巣あったから気をつけて」

DBA 「了解しました。どうもありがとうございます。」

この超暑い中 決め細やかな心配りはさすがに先輩だ。
その指定された場所が僕らの作業場所のすぐ近くなのがやや心配だが刺激しなければ大丈夫だろ、たぶん。

先輩A「蜂の巣見えてきた?」

DBA 「? まだですけど、この辺ハチが多いっすね」

先輩A「あー多分それ さっき俺が石投げたからだと思う

は、はい?

良く見ると現場付近を飛んでいる蜂の方々が
皆が皆殺気だっていらっしゃる。
しかもこのでかさと色は間違いねえアシナガバチだ!

先輩A「じゃ、俺らは先行するからがんばって〜♪」

がんばれねーよ

前方にはいよいよ敵発見とばかりに蜂がぶんぶん。
うわー、どうしようもねー。

このとき僕の頭がフル回転。
現状を打開するための策をなんとかひねり出す。
そして見つけ出した答えとは



誠意を込めて謝罪すればゆるしてくれるんじゃないか?

ごめん、間違いなく暑さで頭がダメになってた。

銃を突きつけられたときのようにホールドアップしながら

「悪かった、マジですいませんでした」

と小声でつぶやきながら敵意の無い様子をアピール。
するとなんということでしょう。
蜂たちは急に静かになりまるで僕を許すかのように見つめ
巣に帰っていくではありませんか!



などどいう都合の良い与太話は僕の頭の中でしか起こらず返答は無情の

「全軍突撃」

ヘルメットにがんがん体当たりをかまされ
さすがに命の危険を覚えたのでその現場から泣く泣く撤退。
作業員さんともども次の現場へ移動することに。

ああ、移動する前に後方グループにいるK先輩にも
蜂の巣のこと教えてあげないと。

いや、待てよ。
ただ教えるんじゃつまらないなあ。
ここはK先輩においしいところを持っていってもらわないと。

考えをまとめた僕はアシナガ蜂の巣に向かって ていっ!
 と石を投げ無線を手に取った。

DBA「K先輩その先に大きな蜂の巣があるんですが
  実はそこにA先輩がですね・・・」

かくしてまた一人犠牲者が。

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DBA

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